スパイス道。

インド料理から始まる終わりなき沼

『ヘタッピ料理研究所』を返上します。

『ヘタッピ料理研究所』です。

ここんとこ、まいにち新たな料理に挑戦しています。 ほんと、ブログ追いついてない…(笑)。 最近で「いちばん美味しい」を更新したのは、ココナッツミルク入りのケララチキンカレー。

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しっかし、ココナッツ入れると安定の美味さだわね。ホールスパイスなどをそれなりに揃える必要があったので、ちゃんと作れた(と思えた)のは初!旦那くんもかなり美味しいと言ってくれたし、自分自身も満足いく出来となりました。

 

そういうわけで、『ヘタッピ料理研究所』という看板は降ろすことにしました。かの鳥山明氏からきたネーミングなんで、好きなのは好きなんですが…。

 

言うても小学生からなにがしか料理をしていた。その割には、いつまーでもやる気がなく、ヘタだった私。でももう、それなりに美味しくなったから、いつまでも初心者づらしてたらつじつまが合わないのです(って何を引き合いに上手ヘタか分かりませんが)。それに、いつまでも「私ダメなんですキャラ」を演っていてもなにも進化せん。って理由で、テーマを考えました。

 

新たなタイトルは『インド料理とスパイスから始める遊牧民生活。』

インド人は遊牧民じゃないじゃん!というツッコミはいりませんw

私があちらこちらの国を遊牧するというイメージ。前回も書いたけど、『ヨーグルトマジック』という本にも、かなりインスパイアされました。

ryouri-kihon.hatenablog.jp

国ごとに使うスパイスの共通点を見ていくと、なんかしら文化人類学とか地理学にも思えてきて。そんな各地の風土を思い浮かべながら、空気の匂いをイメージしながら、料理して味わうのが楽しいんですわ。

 

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たとえるなら…5年ほど前に行った、インド国内のヒマラヤ上(ラダック)で出逢った料理。「モモ」という、餃子みたいなもんです。これが何度も出てきたんですが、ほんとに美味しい。

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レシピを見てみると、ちょうど

・中国の家庭料理の、皮がぶ厚い水餃子

・カレーに使用する基本スパイス

 のミックスなんですよね。

 

スパイスは具に入ってますが、スパイススープに入れて煮込まれた料理もあります。

また、青唐辛子やスイートチリなどのタレにつけて食べることも。

 

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↓【参考】

allabout.co.jp

モモは、ネパール料理とも、チベット料理と紹介されることもあります。いずれにしても、ちょうどインドと中国の境目あたり。食文化もちょうど真ん中に位置しているのが面白いなぁ〜と思いました。

 

そうやって各地の点と点を料理でつないでみると、料理の本質が見えてくるとか、こないとか。あ、完全にタダの妄想ですが、こういう景色の移り変わりを楽しんで料理していこうかな〜と思っています。

 

前回紹介した本もそう。

 

ヨーグルトマジック

 

遊牧民の智恵からはじまり、インド、アラブ、トルコ料理、ロシア料理からスペイン料理まで、文化や気候によって、ヨーグルトが幅広く変身します。

 

ちなみに今日この本から作ったのが、トルコのエリシテという平打麺にインスパイアされたパスタ。にんにく塩ヨーグルトをかけていただきます。外食でパスタは様々、食べたつもりなんですが…どれとも違う風味なんですよ。もちろん美味しい!(そして密かに、ラ・ベットラの落合シェフから学んだ技も使ってます)

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 で、次回はサワークリームとかにチャレンジしようかなと。

 

 そんなわけで、遊牧民生活を楽しんでみます。今後もよろしくお願いしまーす。

 

 

 

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