スパイス道。

インド料理から始まる終わりなき沼

ホロホロ崩れるやわらか鶏は酢で煮込む、カチャトーラ。

先日は、こーんなロマンティック全開のお店でお茶しましたことよ。おほほ。

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ティーポットもバラ満載!

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なんでも、イギリスの田舎にある一軒家をイメージしたお店らしく。アンティーク雑貨にあふれておりました。

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私は好みがアジア寄りなので、こういうの好きくないと思ってたんだけど。一旦好きなものを追いかけ尽くすと、時には反対の極に寄るのも面白く感じるのね。濃すぎるくらい濃くって、逆にワクワクしましたw

よく考えたら、インドってイギリスと関係が深いわけだし。

 

こちらのお店では、オーガニックティーと、ダークチェリーのケーキをいただきました。これまた、田舎っぽく超こってりで大満足なお味!

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あたためて、ソースをかけて出していただけるの。わたくし感激ですわ♡

☆お店はこちら。スリーチムニーズさん。

http://www.3-chimneys.com/

 

***

 

 

さてさて、またこちらの本のお世話になりました。

「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピ (講談社のお料理BOOK)

 

で、今回ご紹介するのはイタリア料理の、カチャトーラですわ。

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といっても本のとおり、そのまーんま作りました。オリジナル要素がないので、今回はレシピは書きません。面倒ですし。

 

ちなみに、カチャトーラってよく耳にはするけど、具体的になんなのか分からない!ググると、

カチャトー(Cacciatore)は、イタリア語で「猟師風の」という意味のイタリア料理である。 トマト、タマネギ、ハーブ、ピーマンに蒸し煮した鶏肉(pollo alla cacciatora)やウサギ肉(coniglio alla cacciatora)が用いられ、ワインが加えられる場合もある。(Wikipediaより引用)

うんうん。確かに、トマト煮っぽいイメージはあるね。

猟師風のってくらいだから、もともとは仕留めてその場でさばいていただけるってなくらい、ラフな料理なのかもしれない。

 

でも、例の落合シェフの本にはめっちゃ詳しく、手順と手順の合間のタイミングが書かれてるんですわ。そこをきっちりやってくと、煮汁にイイ感じのとろみがくわわる。お肉は唇で噛み切れるほどに、トロットロ。素朴ながら、手の込んだ料理に感じられる。

 

やってみました。

 

鶏もも肉は、一口大に。

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スライスした玉ねぎを炒める。

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玉ねぎはいったんよけて、オリーブオイルにローズマリーを入れ、弱火で加熱して香り付け。

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ちなみに、この乾燥ローズマリーは、以前ローズマリー軟膏をつくろうとして失敗した分の残り。なんとも興ざめだけどw

なにが失敗かって、軟膏じたいは、できたのはできたんだけど。そんときの私の手荒れ症状には合わなかったんですわ。急に出た知らない症状に使ったのがそもそもいけない。手作り化粧品は使い慣れてないとね。

 

とどうでもいい話はおいといて。

ローズマリーの香りが移ったらローズマリーはよけて、ニンニクと唐辛子を投下。

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にんにくと唐辛子も取り除いて、その油で塩と薄力粉ふった鶏肉をインして炒める!

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結構、強めの火でいいらしい。じゅんじゅんと、いい感じに焦げ目もついてくる。

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で、さっきの玉ねぎを投下!

お酢と、白ワインとを、順々に入れて完全に飛ばしてから、次のを入れます。ここめっちゃ大事みたい。

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後で調べると…お酢で煮込むとやわらかーくなるみたいね。でもお酢くさかったら後味に影響するから、香りはしっかりと飛ばす、と。ワインも同様に飛ばす。

 

で、お水を入れて沸騰したら弱火でぐつぐつとじっくり煮ます。お水ちょっと入れ過ぎたのか、煮詰めるまでいかなかったかも。

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時間を置いたら、こんな風に。なんかあんまり見慣れない見た目だ…!と思ったけど。

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このソースが、とろみがあってたまらんのですよ。塩味を加えて、ジャガイモを入れて火を通したらできあがり。オリーブ入れてもいいみたい。

 

うんまーーーい。決して飛び出たようなクセや特徴はない。けども、心に染みわたる柔らかい煮汁。時間はかかるけれど、目に見えないところに手の込んだ感じが伝わる。

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寒い日には煮込みが、いいなあ。作っている最中もあったかいし。

ポトフに飽きたらこんなのもいかがでしょ。

 

 

 

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