カレーリーフの苗を育ててみる。
園芸初心者は、少しは上達したのだろうか。
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カレーリーフ。
本場のカレー、こと南インド料理には必須のハーブのひとつです。おととしの年末に南インド料理を習うまでは、そんなものがあるとは全然知りませんでした。
いわゆる、カレー粉やカレールーの匂いはしません。
というか鼻を近づけて嗅いでも、すぐにそれと分かるようなハッキリした香りではない。油で炒めたら香りが出てたのかもしれませんが、料理レッスン中にはそれほど嗅ぐこともできず…。調理してしまうと、他のスパイスと混然一体になってしまって、どれが「カレーリーフの」香りなのかも分からない。
インド料理好きは口をそろえて「手に入るならぜひ使え!」と言うものの、その正体は実に、つかみどころがないのです。
このブログでも過去に何度かカレーリーフが出てきてると思いますが、すべて乾燥葉です。
初めて、ハラール食材のショップに行ってホールスパイス類を買ったときに、一緒に揃えました。
(↑左端の葉っぱがそれ)
ふっふっふ…これでカレーリーフの謎が解ける…。と思ったのもつかの間。乾燥葉の香りは生葉とは比べ物にならないほど弱いのだそうです。食べるとなんとなく美味しい感じはします(笑)が、私の料理においては、ほぼ「それっぽい見た目」の為に存在していました。
ああ、なんかカッコイイ…ハァハァ。というジコマン。
この生葉は、日本ではほとんど流通していないとのこと。おそらく葉っぱのままだと保存がきかないのでしょう。欲しければ苗を手に入れるしかないそうです。
というわけで…取り寄せてみました!お取り寄せ元サイトは以下のリンク先です。
ほんと、あまり見かけない商品なので比較のしようもなく。でも知る人の間では当然人気のようで、こちらのサイトでも一度は欠品になったようですね。
で、昨日届きましたよ。
どどーーーん!!やったあ!!!
申し込みしてから2日以内、実に迅速に届けていただけました。
というか…カレーリーフ云々以前に、苗を買うのも初めて、ましてや通販で買うのはもちろんのこと。ちゃんと育ってくれるかドキドキもんです。
栽培方法は、かねてから用意していたこちらのバックナンバーを参考に。
NHK趣味の園芸 2017年4月号 [雑誌] (NHKテキスト)
特集で、カレー将軍の水野仁輔さんが出演、カレーリーフの育て方を専門の方に習い、使い方をレクチャーする場面があります。
そうそう、私の初めての園芸は春先。パクチーとバジルを植えたのです。
さいわい、順調に育ってくれて、間引きも兼ねて収穫もできているのです。ですが…。
暑くなってからというもの、土の間から毎度毎度コバエが出てきてうっとおしい。
いろんな経験者の方に教えを請うたところ、よくある出来事だそうなんですよね。別に作物に直接、支障があるわけでもなさそう。ただ、水やりの時に毎度ゾワーと鳥肌が立つだけの話です(虫キライww)。
いちおう食べ物なので、調べた結果、自然農薬と呼ばれるニンニクのエキスや酢を薄めたもので一時的に駆除することにしました。まあ大して効きませんがwww いいやw
で、そもそも土の種類が水はけが悪くジメってるのがどうもアカンようなのです。
最初なので、100均でテキトーに買った「花と野菜の土」的な無難なものと「腐葉土」がそれっぽいし栄養ありそうなので(っておい)それに種まいたんです。
今回は学習しましたよ。「赤玉土」ってもんが水はけがいいようです。軽石を砕いたような素材。
赤玉土 中粒 1.2L |
くらいでいいそうです。へー、そんなもんなんだ。やってみるとなんだか想像がつきますな。
アーテック 腐葉土 0.5L(002730) |
苗をポットから取り出して鉢にセットし、周りをこのブレンド土で埋める。
よし、完成。
いちど、下から水があふれるまで水やりをしてできあがり。まずは様子を見ることにします。
さて、今度こそホントに本場のカレーがいよいよ作れるんだなあぁ…。そしてカレーリーフの香りってどんなんだっただろう。楽しみだ。
ちなみに、カレーリーフをじゃんじゃか使う様子はこういう動画にに出てきますよ。
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