こういう場所で、ウットリしている女性を見かけたらそれは私かもしれない。
そういえばこのブログに個人的なこと、あまり書いたことないなあと思って、あらためて記事にしてます。
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40歳女性、大阪在住。故郷は福岡。
ちなみにインドとの関わりは、
・高校3年で大阪外大(当時)ヒンディー語学科を受験も、落ちる。
・くやしいので大学時代に趣味でベンガル語を学ぶ(活用先なしw)。
・卒業式などまぁまあオフィシャルな場でちょいちょいサリーを着る。
・2011年、インド(デリー・ラダック)に旅する。
わたくし、ながらく独身で働いてきて、38歳で急に料理に興味持ちました。
それまでも自炊はしてたんだけど…なんか「面倒なもの」として封印していたんですわ。特に味覚にはあまり自信がなくて、味付けが雑…。
このブログのURLは
“ryouri-kihon”
となっています。その理由は…(ちなみにryoriという表記は使用済みなのか、使えなかった)。料理に興味を持ち、ブログを書き始めたとき。私が書けるのはせいぜい基本くらいだろうなと思っていたから。※まあ今思えば、「せいぜい」ってエラそうだし(笑)、キホンこそ無限にあって、ちゃんと知るのも難しいんでしょうけどね。
で、料理に興味を持ったほぼその頃に結婚しました。
1年前に習ったままだったインド料理をあらためて作ってみたりして。それを皮切りに、スパイス集めをはじめて…。2-3日に1回かならずスパイス料理作るようになりました。レシピブログさんの企画にも乗っからせていただいて…いつの間にかスパイスブログになっていたというわけです。
私は料理人でもなく、バイトですら仕事では厨房に立ったことがない、普通の主婦。それがなぜスパイスやカレーにハマったかというと…答えがないというか、正解が無数にあるからです。これが同じところをぐるぐるしていた私にとって、めっちゃ脳のストレッチになったんですわ。
だいたい、日常の仕事のコアってほとんどが、先人の方達が「こうやったらより効率がいい」ってのを集めてきて、その集大成を毎日地道に繰り返すことなんじゃないかと。
毎日やっていると誰しもたいがい洗練されてきて、要領よく手も抜けるようになってきて。…でもその分、味気なくもなりがち。AをやったらBになるんだろうなってのが見えてくる。他のアイデアを思いついたとしても、それが有効なのかどうかの実験に膨大な時間がかかる。いかに開発的仕事といえど、ルーティンが占める割合って増えがちだし。そうすると、気持ち的に行き詰まる気がするんです。
でもスパイス料理なりカレーの作り方を知るかぎり、「この組み合わせが絶対!」みたいな解答がほぼ存在しないようなんです。作り手の個性によって、それこそアレンジは無限大。優劣がつけがたい。
たとえばこのフェンネルというスパイスには魚料理に合う、とかいちおう書かれていても、目安というか指針にすぎないんですよね。組み合わせによってはそうじゃないともいえる。
自由度が高い…つまりはどこにも着地点がないので、おそろしく面倒でもあるんですよねw それがおもしろいなと思いました。なので、今は手に入るだけの情報と材料で、自分が体感して美味しいのではないか、という仮解答をたくさん出してみたいなって思ってます。
おそらくは、【タイの】【グリーンカレー】、とか特定の名前のついたものとなると、ある程度の共通解レシピがあるのかもしれないですけど。まあ気が向いたらいずれ現地調査とか、やり始めるのかもしれませんがねw
そんなわけで、現在は手当たり次第、スパイス料理を作ってみてます。必要ならハーブも育てたり。イタリアンや各国料理も好きなので時々出てきますが、その中でもできる限りスパイスやハーブの研究が進むやつがいいですね。
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ちなみにインド料理作ってると、6年前に旅したインドでの味の記憶がよみがえってきます。←若干思い込みかもしれませんがw おそらく他で体験してない味だから、忘れようがないのかもしれない。
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