あえて「カレー粉」という原点に戻ったら、楽しかった。
スタート地点が少し、違う景色に見える。
年が明けまして、ずいぶん経ってしまいました。
ぼちぼち始動していきましょうかね。
年末年始の期間って、空気中に違う電波でも飛んでんでしょうか。なんか、普段と行動パターンや趣味嗜好が変わるというか落ち着かないというか。めでたいとは思うものの、個人的には早く終わってほしい期間だったりします。
で、年末年始は一週間くらいすっかりカレーを忘れて、お出汁の味を求めたりしておりました。お雑煮やおうどんのスープ、しょうゆのシンプルな味が美味しいのなんのって。
こういうのがモーレツに食べたい時期でしたな…。
もちろんカレーにも和風のお出汁を使うレシピは多々あるんですが、その間はぜーんぜん食指が動かず。これは予想外。いちど体からすっかりスパイスを抜きたくなったんですかね。
この期間があったおかげで、通常運転始まってからは、また新鮮な気持ち。スパイスやカレーに向かってます。
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ちなみに、このブログってもともと料理初心者がカンタンな料理を作ろうって主旨でした。それがカレーに偏り始めたのは、過去にも何度もシェアしてきた、この記事あたりから。
ryouri-kihon.hatenablog.jp
ルーを使わずに、なんとかできあがった当時のカレーがイケてなさすぎて笑えます。味も見た目も、なんというか薄っぺらかった。まあ、今のカレーも未来に行くとそう見えるのかもしれませんが…。
で、この時の原点に戻って、カレー粉にそそられているのが最近。
スパイスカレーを作り始めの頃は、ホールスパイスの香り保持力みたいなもんに助けられて作ってました。多少、作るプロセスが思い通りにいかなくても、食べるときにあとで香ってくれるのが素晴らしい。
で、ホールスパイスに作っていくにつれ、プロセスがだんだんできるようになってきた。今だったらなんとなく、玉ねぎ、トマトとかお肉を上手く炒められたら、かなり立体的なカレーになるなってイメージできて。カレー粉のお手軽さと、すでにブレンドさされた良さが活きるんじゃないかって。
ちなみに、トマトの扱い方はこちらに詳しいです。
あちこちで「トマトの水分飛ばせ!飛ばせ!」と言われてんのはそういうことだったのかって。
で、各所で勧められていたこのカレー粉も買ってみましたよ。
ナイル商会 インデラカレー スタンダード NAIR INDIRA Pure Curry Powder 100g
で、ここんとこカレー粉使用で作ってみたのがこの辺のカレー。
◆レモンチキンカレー。
これは小麦粉も使っているのでルーカレーになりますね。
◆通称、タモリカレー。タモリさんがおススメしているチキンカレーレシピだそうですよ。これもずっと気になってました。
鶏肉をよーく煮込むのでホロホロに柔らかい♪ レシピは、欧風カレーとインドカレーのいいとこどり、って感じです。さすがに、めっちゃ美味しい♡
レシピはこのページの上部にリンク張ってたのを参考にしましたよ(ちなみに、マッシュカレーポテトを混ぜて食べる、とありますがそれは作ってません)。
◆スープカレー。
じつはスープカレー作るのは初めてです。「スープカレー」って呼び名は日本発祥だった気がしますが…。作り方のベースはインドカレーというよりはやや東南アジア寄りのイメージがありますね。実際どうなんでしょうか。こちらはバジルを使用してつくりました。
というわけで、カレー粉使用初期の「ただすべてを茶色く覆い尽くす」カレーからはとりあえず卒業w 少しは上達したかもしれません。
まだ自分のレシピ、というほどカレー粉やカレールーを使い込んではいませんが…。
カレー粉ってだいたい「大さじ◎」くらいざっくりと分量書かれてることが多くて。そのうち大さじ1/2分をガラムマサラにしてみたり、基本のスパイスを自分なりにブレンドしてみたり、ホールスパイスに一部変えてみたりして楽しんでいます。
インデラ・カレー粉を使い切ったら、またカレー粉を変えても楽しめそうですね。