ほっくりした甘さとスパイスの辛みの共存。
先日、確定申告が無事に終わりまして。
当日は行って書類出すだけで済んだので、会場近くの喫茶店で生プリンとコーヒーをいただいてきました。おほほ。
カップとソーサーが可愛いお店なのです。コーヒーも深い味で好き。
数年前はこんなゆとりなかったなぁ…(精神的にも日程的にも)。印鑑とか不足書類とりに帰ってジタバタしてましたわ。ほんの少しですが、なんでもやれば成長するもんです。
帰りに百貨店でどでかいサツマイモをゲット。とりあえず、1/3はお決まりのカレーにすることにしました。使ってもまだぜーんぜん余ってるし。
分かりにくい、使用後の比較図。
残りはインド料理のスパイス天ぷらにでもしましょうかね。
***
で、サツマイモ×カレーに合うスパイスは?と考えてみました。
イモの甘さをフィットさせる必要がありそう。なのでまずホールスパイスは甘い香りのものを中心に選びました。
左から、クミンシード、フェンネルシード、キャラウェイシード。同じせり科なのでカタチも似てますね(こういう観察するの好き)。
フェンネルとキャラウェイは少量なので、あれば、でいいです。特にキャラウェイはカレーのレシピではあまりお見かけしない気が。ケーキなどによく使われますね。これにプラス、シナモンスティックを使いました。
辛さはパウダーのカイエンペッパーで調節します。甘さと辛さのコントラストがついてちょうどいい感じになります。
私は辛すぎるカレーは好まないので、いつものカイエンペッパーは4人分で小さじ1/4くらい。それを今回、小さじ1/2にしてみました。もちろん、増減はお好みで。
個人的には最近、腸の調子が気になるのでサツマイモはいいんじゃないかと。プラス、内臓の基礎力をつけるために、鍼灸師さんにおススメされた高たんぱくの鶏むね肉。まあ、どちらもたまたま家にあったので、理由は後づけですw
というわけで久しぶりにレシピ書き起こしてみました。
【お腹スッキリ、サツマイモと鶏むね肉の甘辛カレー】
<材料>(4人分)
・サツマイモ(1口大に切る):300g
・鶏むね肉(1口大に切る):1枚
・酒:大さじ1
・玉ねぎ(薄切り):1/2個
・にんにく(みじん切り):1かけ
・しょうが(みじん切り):10g
・トマト缶:300g
・ヨーグルト:大さじ2
・サラダ油:大さじ2
・水:1カップ
(ホールスパイス)
・シナモンスティック:3cm
・クミンシード:小さじ1
・フェンネルシード(あれば):小さじ1/3
・キャラウェイシード(あれば):小さじ1/3
(パウダースパイス)
・ターメリック:小さじ1/2
・コリアンダー:小さじ2
・カイエンペッパー:1/2
・塩:小さじ1
上記パウダースパイスと塩は合わせておきます。
(後入れ)
・ガラムマサラ:小さじ2
・砂糖:小さじ2
<作り方>
1:材料を表示どおりに切ります。1口大に切ったサツマイモは水に10分ほどさらしたあと水を切り、ラップをかけてレンジで2分ほど加熱します。1口大に切った鶏むね肉は酒大さじ1をまんべんなくかけておきます。酒に漬けることで、パサつかず柔らかく仕上がります。
写真はサツマイモですが、大き過ぎる切り方だったようで、1口大ではありませんでした(苦笑)。
2:フライパンにサラダ油大さじ2を弱火で熱し、ホールスパイスを入れます。小さい泡が立ってきたらにんにく、しょうがを入れて香りが出るまで炒め、玉ねぎを入れて強めの中火で色づくまで炒めます。
シュワシュワ泡出てます。スパイス、にんにく、しょうがは弾けることがあるので注意!(弾けすぎるようならすぐ玉ねぎを入れてもいいです)
玉ねぎ炒めます。
3:トマト缶を入れてよく混ぜ、水分が飛ぶまで炒めます。
写真のように水分が減って水が流れなくなったら、弱火にしてさらに3分ほど水分を飛ばします。家庭によって火力が違うので、焦げそうならよく混ぜて次の工程へ。
4:酒をまぶしておいた鶏肉を酒ごと入れてよく混ぜながら、強めの中火にして炒めます。表面が白っぽくなったらヨーグルト大さじ2を入れてよく混ぜます。
5:弱火にして、合わせておいたパウダースパイスと塩小さじ1を入れてよく具材にからめます。さっき入れたヨーグルトの水分で、焦げ付かずに済むかと。
6:サツマイモと水1カップを入れてよく混ぜ、強火で煮立たせ、煮立ったら弱火にしてフタをして10分ほど煮込みます(水分があまりにも減って焦げそうであれば多少足してもOKです)。
7:フタを取って(後入れ)のガラムマサラ小さじ2と砂糖小さじ2を入れてよく混ぜ、5分ほど煮込みます。味をみて塩味を調整し、サツマイモに味がしみ込んだらできあがり。
できたー!具材ゴロゴロ!
サツマイモがデカい…。スプーンに載りません。これは要修正。
そして、具材ゴロゴロなのにこのお子様ランチ盛りが正解だったのか…これも悩むところw
サツマイモの甘みと、鶏むね肉の主張控えめなさっぱり感がよく合います。時々ピリッとくる辛みがいいアクセント。お腹もかなり満たされる具材です。
スパイスをブレンドして作るカレーって、次の具材を加える順番とかけっこうややこしいな、と思いません?私自身、はじめたころはそらで覚えられないし、面倒に感じたことも。ただ色々調べたところ、適当にぶち込むよりもこちらの方がうまく素材の良さを引き出せるようです。※1
レシピによっていろんなやり方がありますが、今回は「具材のもっている水分で焦げ付かないように」作れる手順にしてみました。うっかり水分加えすぎると、私の場合慣れないうちは薄味になりがちだったので、ギリギリまで加えないのがコツ。…ご参考までに!
※1:ただ、スリランカカレーとかは、材料を鍋に入れて煮るだけで美味しくなるものもあるので、この面倒な工程は何だったのかと悩ましくなることもあります(笑)。
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