毎日でも食べたいと思えるベーシックなカレーとは?
こんにちは。
どうやらこちらでは、今年に入って初のブログ更新のようです(笑)。久々なのでとりあえず近況的に。
この間に、ついにクミンシードは500g単位で補充するようになりました。100gくらいじゃすぐなくなる。これは下記リンクのスパイスショップで購入。
この間も、スパイス料理やカレーもあれこれ作り続けています。時々普通のニポンの家庭料理作りつつも、やっぱりまたインドやカレーに戻ってきますな。
で、このブログ更新ブランクの間にひとつ気づいた心境の変化があるんですわ。
スパイスカレー等、料理にハマり始めたのは2017年頃。
その当時から、頻繁に作っていたレシピがあったのです。それは、ココナッツミルクのカボチャカレー。かぼちゃ1/4個で大量にできるのと、ココナッツミルク&シナモンのキャッチ―な甘い味わいが癖になってました。
ただ、年始辺りだったかな…。突然、このカボチャカレーが急に受けつけなくなった時がきて。なんかもう、残って冷蔵保存しているやつとか、手をつけたくないんですよ。好きなレシピだったのに。
で、カボチャ自体飽きたのかな、と思ったらそうでもない。他の和風カボチャ煮とか、試してみたらまあ比較的食べれるんです。他にも、よくつくるスリランカ風カボチャカレーのレシピも、まあ悪くない。
そこから、
■日常食として、飽きないカレーってなんだろう。
と思うようになりました。瞬間最大風速的に美味しいカレーと飽きないカレーって、違うのかもしれない(それも美味しい上に飽きない)。
口に入れた瞬間「美味しい!」って思うカレーって、新鮮な驚きがある分、おそらく飛び道具的な味覚でもあるんじゃないか。これ、伝わりますかね。
さすがに毎日食べたら、どんな料理でも飽きると思うんですよ。特に日本人は洋食、中華、和食など、食卓のバリエーションがインド人よりも圧倒的に多い(らしい)し。
そんな日本人にとっても、たとえばみそ汁なんかは、かぎりなく「飽きない」に近い逸品。ベースとなる毎日の味覚。
それに近い感じのカレーの方が、日常食としては適しているはず。と思ったんです。なぜなら私は主婦でもある(というかよくよく考えたら普通に主婦w)。いくら料理の中でカレー作りが好きでも、食べる方をヤになってる場合じゃないんですわ。これ、伝わりますかね(2回目)。ヤになったら食べるもんないだけ、ですから。
つまり、ベーシックなカレー、最強。
ってことです。
とはいえ、ベーシックなカレーの解釈は人それぞれ。バーモ○トカレーのルーのカレーがベーシックな人もいるかもしれません。コ○イチかもしれません。
私にとっては、ルーのカレーが胃にもたれたり飽きたりすることもあるので、たとえばインド風チキンカレーがベーシックに該当するかな。
で、多数のインド渡航経験がある人や、インドカレーに熟練した人の話を見聞きすると、だいたいの現地カレーは「クミン(時にコリアンダー)・ターメリック・チリ」の組み合わせで無限に美味しいバリエーションを作ってくるらしいじゃないですか。家庭料理なんかでも、その組み合わせのみで、抜群に美味しいとか。
そういえば、これまで日本で外食してきた現地カレーたちも、美味しいながらに意外に地味な味だったりします。盛り付けもフツーだし、驚くような新しい味とかではなかったりする。
ということは、インドカレー初心者(私もか)が珍しがってよく使うクローブやカルダモンですら、現地の日常カレーにとってはちょっと飛び道具かもしれんわけです。よくキャッチコピーになってる「50種類のスパイスをブレンド」、とか要らんわけです。
2年前に記事にしたこのカレーも、今や名実ともにジコマンになってしまったかもしれない…w
ベーシックなカレー、最強。
飽きない日常カレー、作りたい。
しかしこれがいちばん謎なのかもしれませんな。珍しいスパイス、使いたいし。珍しい試したいレシピも、まだまだ作りきれてないし。
でも、その合間合間につくる日常カレーは、ひそかにグレードアップしていければ嬉しいなぁ、と。ほくそ笑むのであります。
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