ご無沙汰してます。最近はほとんどインスタ投稿のみです…。
https://www.instagram.com/kasumi_eyes/
自分で作った料理の他、ときどき外食で食べに行ったお店の紹介とかも書いてます。でも、全部乗っけてるわけじゃなくて。だいたいは、初見のお店の投稿か、もしくは初見で自分の味覚にフィットしたお店のみ投稿しています。※「私の好みじゃない」とかって、書いても仕方ないかと思って。
また、好きなお店の投稿にしても、同じ画像ばっかりの投稿になりがちなので、ジコマンですが自分なりに基準を考えて紹介してます。
何より、インド料理とかスパイスカレーって、やればやるほど【自炊推し】になってきています。私の場合ね。自分の好みがどんどんとクッキリしてくるから。そして、それに合わせたものを食べたいときに食べたい量だけ作れるようになっていくから。
逆に言うと、自分の味の好みや好きなスパイスの組み合わせ、好きな食材が見えてこないと、
・膨大にあるスパイスの中からどれ買ったらええね~ん!
ってなるし、
・カレーの作り方ってどれも正解って言うけどどれが一番美味しいん?
ってなるし、
・食べたい店(メニュー)あり過ぎて、端から端まで行ってられへん!!
ってなります。
好きなものが分かってくると、山ほどあるメニューやレシピの中から、自分の“今”にフィットしたものが分かってくるので、ピンポイントで満足できます。
そして、それを高精度で叶えるのがやっぱり自炊カレーなんですよね~。
まあ、大好きなチキンカレーを作ったらスプーンが止まらなくなって、常時1.5人前食べてしまう私が言えるクチじゃなんですけどね…。
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で、じゃあ好きなカレーのタイプってどうやって見つけてくのか。
正直、私も好きなものってあり過ぎてなかなか絞り込めません。北インド料理も南インド料理も好きだし、スリランカカレーもベンガル料理も好きだし、主婦の時短レシピにも好きなカレーってあるし。
ちょっと話はそれますが、数年前まで心理セラピー的なことを仕事でもやってました(※今も日常生活で空気のように使っているんですが)。そのセオリーのひとつに、
■好きなものを知りたかったら好きじゃないものを自覚せよ
てのがあるんですわ。
つまり、好きなカレーを知りたかったらピンとこなかったカレーを分析して「そうじゃない」作り方をすればいい。ってことです。
最初に書いたように、最近、好きの精度が上がってきました。なので、充分に美味しいカレーでも「?」と思うところも見えてきたんです。ええ、イヤなヤツですよね。あんまり自宅のカレーパーティには呼びたくないタイプです。
ですが、好きじゃない要素を知って、しっかりとつきつめていくことで、少なくとも自分にとって自分が「世界一のカレーシェフ」になれてしまうわけです。また、好みの精度を上げていった方が、ゆくゆく他人の好みにも合わせられそうな気がします。ここは憶測です。
好きじゃないのを書いても仕方ない、って冒頭で言ったので矛盾するようですが。必要になったので、料理のポイントだけ挙げてみます。
私の場合は、こういうポイントがだいじでした。
1:野菜にストイックさを感じず食べられる。
ごくごく少なめのカレールーと玄米がお皿に、その上に素揚げの野菜が1.5倍くらい乗ってたカレーがあり、それはそれはストイックに感じたことがあります。
野菜料理ってそもそも「野菜だけど甘みがある」「野菜だけど子どもさんも好き」「野菜だけど…」と弁解されながら紹介されることもあり…巷でそれを見るたび、なんかモヤモヤしてたんですよね。それは本当に美味しいのか?と。
私がスパイスカレーを初めて自覚的に食べたとき、そういう弁解が一切いらん!マジうまい!でベジカレーが食べれた感動がありました。
野菜好きな人って、セロリを生のまま丸かじりするようなイメージあるんですが、私はそこまで純度の高い野菜好きまではいかないんですよね。もしくは本当に美味しい野菜ってそういう美味しさがあるんでしょうが。私はやっぱ肉も欲しいよね。という。
そういう私でも、スパイスカレーにすると野菜の旨さが一気にアップするように感じたのは衝撃でした。特に南インド料理のライタでは、嫌いな生玉ねぎが普通に食べれたのが衝撃(二度め)でした。そういう風に野菜を食べたいです。
2:胃もたれほぼしない。
スパイスカレーを作り始める数年前、カレーで胃もたれしました。疲れ果てて自炊したくなかった日、とあるチェーン飲食店でカレーを食べたら消化できずツラみ。
また、つい先日行ったインド系料理店も、味はめっちゃくちゃ美味しく満点近かったのですが、帰宅してからも胃がツラい…あれ?動けない。となったので、分析しました。
そういえば、食べてる間も油の味が印象強かったんですよね。似たようなインド系料理を出すお店では、30分も歩いたらスッキリしてきたのに。たぶん、なんらかで油の質が自分に合わなかったのでしょう。インド系料理では油が「多い」こと自体はフツウなので、種類の問題かな、と。
ちなみに自宅では、「サラダ油」という名前のものは使ってないんです。代わりに、原材料名が名前のものを選ぶ。こめ油とかココナッツオイル、ひまわり油、ごま油、オリーブ油。もしかしたらその辺が違っていたかもしれません。
そういえば以前、インド料理など老舗レストランのレシピが載っている本を読んだことがあります。これが面白っくって。お店レシピなので、原材料とかキロ単位で書かれてるんですよね。
ゆえに参考にならんところも多い本ですけど(笑)、なんというかロマンがある。
よく見たら、ラードとか入ってるレシピけっこうありました。そういうカレーはモノによっては、私の胃には合わないかもしれません。なので自炊のときには消化に悪い材料は避ける、というのが基準になります。
油だけじゃなく、出来合い調味料(たとえば●●ソースなど)も、よく吟味するか、加工されていない食材そのもので代用できないか、考えたりしますね。
3:カレーにしない方が美味しい食材(料理)もある。
これはまだ研究中の部分もありますが。たとえば今のところ、麻婆豆腐をカレーにしてみたい、とかマーボーカレーを食べてみたい、と思ったことはありません。中南米のタバスコみたいな酸味のある味も、カレーとの相性がいいとは思えないなぁ…。
生食推奨の食材…たとえば白子とかは、カレーにするともったいないじゃん、とか。
創作カレーとしてそういうのもあるかもしれないし、意外性のある美味しさがスパイスとの融合で見つかる場合もある。
が、そのまま食べる方が惹かれるもんは、飽きるまでベーシックな食べ方でより美味しく調理できるようにしよう。という方針であります。
なので、麻婆豆腐は麻婆豆腐のままより美味しくする研究をしたいと思いまーす。
今思いつくのはそんなところかな。いずれも食いしん坊の戯言シリーズですね。
では。
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