スパイス道。

インド料理から始まる終わりなき沼

エリックサウス 西天満店で、じわじわと美味しい思いをした。

念願のお店へ。

f:id:color-image:20201021224411j:plain



昨年東京の兄弟、親類に会いに行ったとき、ついでに南インド料理食べまわりました。なんか偶然に、イトコも南インドハマってるらしくてね。ただ、時はお盆。狙ってたのに、店休日で行けなかったお店もありまして。

ERICK SOUTH - ERICK SOUTH

それが、南インド料理の『エリックサウス』。

 

そのうち大阪に来てくれへんかなと冗談ぽく言ってたんですよ。大阪、スリランカ系店は多いんですが、南インド系は選択肢が不足していまして足が伸びず…。

 

そしたら!今月『エリックサウス 西天満店』がいつの間にかオープンしてたんですね。不覚にも後で知りましたが、小躍り♪♪ さっそく行ってまいりました。

 

ちなみに、インド料理は夜がおススメ。というのを、エリックサウス設立者イナダシュンスケ氏の記事でも、何度も目にしておりまして。

r.gnavi.co.jp

 

ガチのインド人がやってるディナーならば、行ったことないわけじゃないんですが…(だいぶ昔)。料理も数年前まではほぼ興味なく、当時イメージできた料理といえばカレーとチキンティッカとチーズナンくらい(苦笑)。何が出てくるかも、どれくらいの量かも分からないし、なんだかお高いイメージがあって、遠のいてましたね…。

 

自分でスパイスカレーとか作るようになっても、ランチのカレープレートばかりしか行ってなかったので、今回こそはディナーだなと。

enso.ne.jp

店舗公式にメニューが載ってるのが、意外にありそうでない(めちゃ助かる)のですが。

ディナー欄の「初めての南インド料理 シェアコース」が旦那くんと2人分に、ちょうどよすぎました。

まだ巡り合えてないドーサ(クレープっぽい生地)も試せるし、いつだって食べたいビリヤニも入ってるし!その上で食べたことない前菜や肉料理も味わえる!写真も美しく過不足ない。店舗情報だけでワクワクしたのは久しぶりです。

 

写真がそれほど上手に撮れてないんですが、とりあえず順に並べます。

f:id:color-image:20201021225708j:plain
f:id:color-image:20201021225641j:plain
f:id:color-image:20201021225730j:plain
ハーブ酒のペルノ、前菜、ドーサとワダとチャトニ。
f:id:color-image:20201021225825j:plain
f:id:color-image:20201021225845j:plain
f:id:color-image:20201021230103j:plain
ゴア州の肉料理、カレーとライタとロティ、ビリヤニ
f:id:color-image:20201021230138j:plain
f:id:color-image:20201021230216j:plain
スイーツセットとチャイ。

 肉料理とスイーツは1人分の写真ですが、後はシェア。この量がちょーーーどいい。

インド料理やカレーの店って、行く前に本当に食べれる量なのか心配することが多い。実際にギリギリだったことも何回か。

でもこのコースは、ほんとうにほどよい感じでお腹が10%…20%…50%…100%と満たされていってフィニッシュでした。個人の感想ですが…。

そして、カレーの見方が変わりました。

ちょうど真ん中あたりに慎ましくちょこんと鎮座し、強くアピールするわけでもなく、ほどよく美味しく、でも次にくるビリヤニに主役の華を明け渡しているというその奥ゆかしい立ち位置…(個人の感想ですw)。

一方、ランチでカレー食べるときって、当然カレー食べに行ってるから「カレー旨いやろ!どや!」というアピールを全力で受け止めるわけですが。こういう食べ方だと、一連の滑らかなな流れの中に溶け込んだ、名脇役でした。

 

そういや、今年前半の自粛期間中、1週間くらいインド料理系をオラオラオラーーーと作って、一気に飽きてしまったことがありました。その後1か月くらい、自分のカレーは見たくもなかったwww

そのカレーはきっと、主役を張ろうとして頑張り過ぎた輩だったのかもしれませんね。きっと、自分のカレーが店に出されていたら、ランチしに行くの迷うことでしょう。自分で料理する時、大量に作れて1プレートで満足するのが「カレー」の魅力ですが、面倒でも副菜があることで、味覚の幅が広がって飽きずに食べれるんですよね。

 

で、話が逸れましたが、そうそう、エリックサウスのどの料理も「スパイス押しだぜオラオラ」感がなかったんですよね。

基本的な塩味や甘み、酸味で成立した料理の中で、辛みもスパイスもごく自然に香るという感じ。なんだかボキャブラリーが追いつきませんが、たまに海外旅行した人が、食べたことのない美味しいものに電撃で打たれるというよりは、フツーの日常食の中で出会う、新しい味覚の新鮮さに近い。どこかになじみやすいベースがある。サンバルとかも、「ミネストローネですよ~」って顔してる。でも、どれも、どれもしっかり奥底にスパイスを感じられ、じわじわと美味しい。私は何を言っているのだろうか。

つまり、たぶん南インド料理にハマっている人がたくさん来るだろう中で、そこまで分かってない両親も普通に連れてこれそうな感じ。そういう感じです。

 

初めてドーサ食べれた。カリっとしてモチっとして、香ばしくて美味しかったなあ。誰かの投稿で見かけた「いくらでも食べれる」ってのが分かる気がしました。

クルフィ(アイス)やグラブジャムン(激甘スイーツ)も一度しか食べたことなかったんですが、バリエーションがあって楽しかったな。

その他、感想はいくらでもありますがこの辺にしときます。

enso.ne.jp

 

 

そんなわけで、まあわたくし家庭料理を作るいち主婦ですが、今後のスパイス生活に活かしていきたいと思います。あ、ちなみにこういう記事を書いてるくらいですから、「自分のカレーに飽きた期」は乗り越えました。なんとか。

 

 

最近作ったスパイス料理はこちら(Instagram)にアップしています。
フォローはお気軽に。
 ⇒ https://www.instagram.com/kasumi_eyes/

 

■イチオシのお店(大阪ハラールレストラン)。

ryouri-kihon.hatenablog.jp

 

にほんブログ村 料理ブログ 各国料理(レシピ)へ
にほんブログ村


レシピブログに参加中♪