スパイス道。

インド料理から始まる終わりなき沼

ネパールのダルバート、食べました。

さて、ここんとこずっとレシピ記事をアップしてたですが…
あっという間にマンネリ化してきたので、通常運転に戻したいと思います(なんとなく、こういう前置きがないと戻れないのは自己都合ですが、お分かりいただけるだろうか)。

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レシピに書かなくても、地味に作り続けてはいるのです。



 

 

思えば、ほんの2年前まで“料理嫌い”を自負してたワタクシ。疲れたときはうまかっちゃんか、ケンミンの焼きビーフン作ってたワタクシ。

ryouri-kihon.hatenablog.jp

ただでさえ、レパートリーすっくね!と自分でも思うわけで。

インド料理も、レシピ本真似たらすぐ美味しくなるまでには至ったんですが、なんせアイデアひらめくほどには浸透していない。日々、作り続けて身につけていくのみですな。それなりに、これまでもレシピに起こしてきたことは、めっちゃ勉強になりました!

 

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で、昨日はひさびさに外でスパイス料理食べました。

 

しっかし、インド料理ハマってから、めっきり外食減った…。

ここ大阪では、スパイスカレーなるものがそれなりにまだ盛り上がってるにもかかわらず、そんなにあちこち行ってないです。理由は…「食べただけではその料理が何で出来上がってるか分からないから」。笑

ほんと、「???」なんですよ。

レシピ見続けて、作り続けてたら少しは分かるかと思いきや…。「これはあのスパイスだね」とちょっと知ったかぶりたいと思いきや。

カレーになると特に、食材もスパイスも混然一体となり溶け込みまくっているわけで、なにがどうなってこの香りになっているのか、外で食べるたびに余計に分からなくなります。

 

だからなのか今は、レシピ本見てそのカレーの組成が分かると楽しいし安心するのです。そう、組成が知りたい!(笑)。あの美味しさはどこからやってきてどこへ行くのか知りたい。分かると楽しい、それだけ。その代わり味は自分のレベルなりなのですがね(笑)。

 

(ちなみに、外食行っても記事に書くのはほんの一部です。やり始めると全部に同じように感想書かなきゃいけなくなる気がするからね)

 

 

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で、ひさびさに外で食べたのが、ここ「ダルバート食堂」。

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dalbhat-shokudo.com

 

ダルバートとは、ネパールの定食のことだそうで。

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一品ずつパッと見は質素なように見えるのですが、食べてみるとこれが盛りだくさん!小盛りのサラダやお漬物まで入れるといろんなものが味わえるので楽しい一皿です。

 

昨日のランチは、チキンとポークから選べたのですが、どちらも食べたいので2種盛りにしてみました。ご飯はネパール米をリクエスト。

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こういう盛り方はインド料理にも似てるのですが、ネパールの印象は落ち着いた味ってこと。スパイスの主張どーん!じゃなくって、それでいて一品ごとの個性は明快です。

最後には全部混ぜて食べるのがおすすめだそうですが、それでもしっかりと調和する不思議。すべての味のベースになっているのがダル(豆)のカレー。下の写真のいちばん右の丸皿に入ってるやつです。

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これがサラッサラで、ほとんどスープのようなんですよ。これまた、なにでできているのかさっぱりわからない(笑)、薄味なのに、和食で言うダシのように味のベースをしっかりと支えていて、ほんのりかぐわしい。

なんのスパイスなんだろう…てか、ハーブ?ってくらい優しい香りでした。もちろん、自分が作ってきたダルカレーとは全然違う。

 

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辛いという印象はほぼなく、日本人がなじみやすい味かもしれません。

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チャイもしっかり出ていてうまい。

 

 

お店のお姉さんがとても気さくな方だったので少しお話しました。

なんでもネパールの、現地の人向けのご飯屋さんで働いてたことがあるとか(ツーリスト向けじゃなく)。そこにいないと分からないことってたくさんあるんでしょうね。

 

ウチではこんな何品も同時につくることはほぼないし、ご飯も普通に日本米で食べるので、こういう味体験はぜひ何度もやりたいところ。

 

夜はモモ(ネパールの餃子的なもの)など一品料理も多数出してるようで、また行ってみたい。てか…モモ。以前インドのヒマラヤあたり旅行したときに印象的だったので、作ってみたいと思いつつ、まだだったな…。思い出せてよかった。

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モモ。インドと中国のさかいめが感じられる好きな食べものです。