お手軽ほうれん草とチーズのカレー(サグパニールもどき)。
実家から自家製ほうれん草が届いたので、ほうれん草チーズカレー(サグパニール)を作ってみたいと思います。
パニールとはインドのカッテージチーズの塊のことなんですが、かつて何回かつくったことがあります。手作りチーズ、それはもうとろけるような口当たりで絶品…!
ですが、牛乳はそれなりの品質のものが必要(ノンホモなど)。じゃないと固まりづらいし、毎度牛乳1本消費してちゃんとできるかハラハラしてました(幸い、時間さえかければいつかはできましたが…)。シンクも狭いので、キッチリ片付けしてからじゃないとできない。
という自分的にハイコストさもありチーズカレーから遠のいていました。
※まあ、今は時間と牛乳が余ってるらしく、チーズ作り流行ってるようですが。
なので、今回はベビーチーズでお手軽に、”パニールもどき”でいきたいと思います。味がケンカしない程度にいろんなタイプを揃えてみました。
レシピはS&Bさんのこちらを参考に。
ほうれん草をザク切りのままカレーベースに加えて、後で全体をペーストにする方法は初めて見ました。ふむふむ。
これまではほうれん草だけを先にペーストにしていたんですが、こちらの方が滑らかになりそうではありますね。
ほうれん草も2束まではないし…、実際にやってみたらレシピからだいぶそれてしまったので、以下に工程を並べていきます。
まずは、ほうれん草をゆでてざく切りに。
あとでペーストにするのでここはラフに。
レシピにはないですが、好きなホールスパイスを油に入れ弱火で加熱します。今回はマスタードシードとクミンシード、ニゲラ、セロリシード、フェヌグリークシード、赤唐辛子を入れました。もうちょい絞ってもよかったかな。個人的に、ほうれん草にはクミンシードがめっちゃ合うと思うので、これだけでもホールで入れたい。
玉ねぎのみじん切りとニンニクしょうがすりおろしを炒め、カットトマト半缶を入れて水分を飛ばします。
パウダースパイスはレシピより先入れ。油で炒めて香りを出したいので…。面倒くさがって、自家製カレー粉とガラムマサラです。ちょっとスパイスの種類多すぎかもしれません(笑)。2~3種類でいいかも。
スパイスとトマト入りベースがまとまってきたらしばらく炒めて香り出し。
最初に刻んだ青菜系を入れてしんなりするまで炒めて、水を足してブレンダーにかけペースト状にします。
ほうれん草が倍量あれば、もうちょっとキレイに緑色なんですけどね…。レシピ化するには改善点残しすぎですな。
ベビーチーズの個包装を剥いて、1/3にカット。思ったより溶けるので1/2でもいいかも。
ブレンダーにかけたカレーペーストを再加熱し、塩・砂糖で味付けします。今回コンソメは入れてません。味が整ったら、火を止めて(←ここ重要!)混ぜ込んでいきます。 余熱でけっこう溶けて、パニールみたいにトロットロになります。溶けぐあいもお好みで調整してみてください。
時間差で食べる場合は一部にだけチーズを入れるといいかもですね(青菜のカレーなので、あんまり後日食べるのには向かないかもしれませんが…)。
出来上がり!いい感じにチーズの表面が溶けてトロトロ。けっこうそれっぽい気がします。胃にも優しいです。
チーズは3種類入れましたが、食べたときにそこまで派手な違いは感じなかったです。アーモンドの食感が、わずかにアクセントになって好きな感じでした。
添えたのは人参のアチャール。酸っぱいものが少量ついていると味が引き締まりますね。レシピはこの本を参考にしました。
ベビーチーズを使うことで気軽に作れるようになったのはポジですわ。チーズはカマンベールチーズをちぎって入れるのもいいし、青菜も小松菜とか春菊とか、いろいろ組み合わせたら新しい味に出会えるかも。
|
|
最近作ったスパイス料理はこちらにアップしています。フォローはお気軽に。