スパイス道。

インド料理から始まる終わりなき沼

タラとオクラのココナッツミルクカレー【レシピ】

さっぱり南国の味。

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今回は白身魚のカレーを作っていきます。

インド料理のカレーって、作り置きをあまり勧められないんですよね。肉系はまだ、置いても美味しくなるんですが…。
魚や魚介類はまさにそれかなと思います。フレッシュさ命!余っても置いとけないので、そう頻繁に作らないんですが、夏はやっぱり魚系の後味が軽くておススメ。

そして今回のカレーにはお酢が入ってます。

カレーにお酢って、日本人にはあまりなじみなんですが、

ココナッツミルク×酸味

って新鮮な味覚で、めちゃめちゃ美味しいんですよね。よかったら試してみてください。

しかしこのブログはココナッツミルクカレー率が高い気がする…。ココナッツミルクはカレー界におけるチートなのでつい使用してしまいます。

 

参考にしたのはこちらの動画。

youtu.be

 

タラに限らず、舌平目・カレイ系とかナマズ系の白身魚ならなんでもよさそうです。インドの方が運営してるので、知らない名前の魚も挙がってましたが…。まあ日本ではタラが使いやすいかな(笑)。

と、このレシピ、青唐辛子もレッドチリパウダーも使うのですが、いずれも、量を1/3に減らしてもなっかなか辛かった…!この辺はお好みでいいかと思います。

ちなみにインド料理って、単独具材のカレーを数種類作って、同時に食べることが多いです。このカレーも具材は白身魚のみ。ただ、面倒なので 単調にならないように、オクラを入れました。シャキシャキ食感もいいです。

 

そういう諸々の理由で、今回も元のレシピから、以下のように自分流に変えて作ってみました。

 

タラとオクラのココナッツミルクカレー

<材料>(4人分)

・タラの切り身:300g(一口大に切る)←皮や骨を取り除いたもの
・オクラ:1袋(ヘタを取ってナナメ切り)

A(玉ねぎマサラペースト)
・玉ねぎ:150g(1/2個くらい:2㎝角切り)
・ショウガ:1かけ(粗みじん切り)
・にんにく:4かけ
・クミンシード:小さじ1

テンパリング用)
マスタードシード:小さじ1/2
カレーリーフ生葉:10‐15枚
・青唐辛子:1本(小口切り)

B (パウダースパイス)
ターメリックパウダー:小さじ1/2
・カイエンペッパー:小さじ1/2

・トマトペースト:大さじ2※
・ココナッツミルク:1カップ
・酢:大さじ2
・植物油:大さじ3
・塩:小さじ1

※トマトペーストはこちらを2袋使いました。

ケチャップよりも水分量が少なそうな固めのペーストです。ピューレなど水分が多いものや缶トマトの場合、やや多めに入れて加熱の工程で水分を飛ばせばOK。

 

<作り方>

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①Aの玉ねぎマサラペーストの材料をミキサーかブレンダーにかけて、ペースト状にする。※ブレンダーが回らない場合は水を少量ずつ(分量外)加えて回します。これも加熱の工程で水分をしっかり飛ばせばOK。

②フライパンに油を熱し、マスタードシードを入れてパチパチはじけたらカレーリーフと青唐辛子を入れて軽く混ぜる。マスタードシードで油がハネますが、カレーリーフはもっとハネるので、おさまるまでフタなどでおおいながら注意してやってください。

 

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③①のペーストを加え、混ぜながら中火で7~8分、水分が飛んでキツネ色になるまで炒める。

④トマトペーストを加え、弱火で2分、混ぜながら炒める。

 

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⑤Bのパウダースパイスと塩小さじ1を加え、中火で混ぜながら加熱し、水大さじ3(分量外)を加えて油が分離するまで2~3分炒める。

⑥ココナッツミルクと水200ml(分量外)を加えて、煮立ったらフタをして弱火で5分加熱する。

 

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⑦タラの切り身を加えて混ぜ、弱火でフタをして3分~火が通るまで加熱する。

⑧酢とオクラを加えて混ぜ、弱火で2分加熱する。塩味をみて、塩で味を調える。
(余裕があれば、火を止めてフタをし、15~30分寝かせるとより馴染んで美味しくなります)

 

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…完成!横にトマトときゅうりのライタ(ヨーグルトサラダ)と、キャベツのアチャール(浅漬け)を添えてみました。

半分食べすすめるだけで、汗だくだく。
ココナッツミルクの甘さをお酢と青唐辛子が引き締めていたり、タラの柔らか食感にオクラがアクセントを加えていたりと、なかなかいいバランスです。

ウチでは夏の定番となったカレーリーフも、さっぱりカレーには好相性。

 

材料に記載したように、4人分くらいできましたが、ウチは2人暮らしなので2日に渡って食べました。2日目は豆カレーを添えて。

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味がしっかり効いてるので傷んだりはしません。がしかし、魚介系のカレーはやはり1日目が美味しい気がしますね、気分的に。オクラも色変わるし(ちなみに旦那くんは気にならないそうです)。

ごちそうさまでした。

 

 

■タイ食材店のカレーリーフはこちら。

www.thai-market.co.jp


■生カレーリーフをいつでも収穫したい方はこちら。

ryouri-kihon.hatenablog.jp

 

 

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